【経験談】小学校給食弁当持参はOK?依頼の仕方と対処法

小学校給食拒否弁当持参

ご訪問ありがとうございます!

私は長男出産後、予防接種や離乳食への疑問、産後の不調などから健康について学び、蜂蜜療法や自然療法に出会いました。体は食べたものからできていますので、細胞分裂が活発な成長期の子どもたちの食事にはとても気を付けるようになりました。

いわゆる自然派と言われるママになるのかもしれませんが、自然派と言われる人たちが推奨している食事法に賛同しているわけではありません。

家庭では、自分で食材を選んだり、食事量、食べる内容など全て選択できますが、小学校の学校給食はどうしよう?と悩んでいるママさんは多いのではないでしょうか?

小学校の給食を拒否して、弁当を持参したいと考えているママさんへ、参考になればと思い私の経験談を紹介します。

目次

小学校の弁当持参はOK?アレルギーなしの子の場合

結論から言うと、現時点では、小学校の給食を強制する法律はありません。なので、小学校の給食を子供に食べさせたくないのであれば、保護者は拒否する権利を持っています。なので、「弁当持参したいです」とリクエストすることは可能です。学校側がそれを拒否したり、給食を食べないとだめだと強制することはできないはずです。

ですが、就学前検診の用紙にはアレルギーの有無や宗教上の理由の有無を記載する場所しかありません。
家庭の方針という欄がないので、アレルギーがないと給食は拒否できないのではないか?と感じるかもしれませんが、そういうことはありません。

私は、入園前の子が受ける就学前検診の時に、「アレルギーではありませんが、弁当を持参したいです」ということを伝えておきました。

その場で、担当の先生の一任で許可することはできないため、「学校で話し合いますね」とか、「確認しておきます」といような流れになるかと思います。その場で、担当者に家庭の方針を話すだけでなく、きちんと伝わるようにメモなど残しておくといいと思います。私は、アレルギー調査などの紙の裏面(表面には理由を記載する場所がないので)に、給食に賛同できない理由や、弁当持参させたい理由を簡単に書かせていただきました。

就学前検診の時に伝えなくても、保護者から後で電話して伝えたり、個別に相談したりすることもできますが、学校側も準備などあると思うので、なるべく早めに伝えるといいのではないでしょうか。

弁当持参の依頼の仕方!なるべく早く伝えておく

私は、少し発達が気になる長男を少人数の学校へ通わせたかったため、自宅から30分くらいの場所にある、小規模特例校(希望者はだれでも通える学校)と、指定校の2校を見学に行っていました。どちらも、就学前検診のタイミングで、弁当持参したいという旨を伝えていました。

基本的に、病院での検査も体の負担になるため、アレルギーの検査はしたくないし、していません。長男はアレルギーという診断はされていませんし、たぶん反応もでません。また、宗教上の理由でもありません。なので、弁当持参にしたい理由は、家庭の方針で長男も弁当持参することに賛同していると伝えました。具体的には、

  • 給食の質が信用できない(農薬・放射能・添加物・植物油脂・重金属・遺伝子組み換え・プラスチックなど)
  • 栄養士さんが考える一般的な栄養バランスがよいという食事に賛同していない
  • 子どもに与えたくないものがある(PUFA・プラスチック・魚・葉物野菜など)
  • 食べられないものを食べると吐いたり、具合が悪くなることがあるという事実(外食でフライドポテトを食べて吐いた事例を出しました)
  • 長男も、食べたもので具合が悪くなるので弁当持参について同意していること

を伝えました。

なるべく早く学校側が、新1年生の準備を始める段階(就学前検診が行われる10月~11月頃)に伝えておくと、その後色々トラブルがあったとしても余裕をもって対応できるのではないでしょうか?

もし弁当持参が認められなかった場合、教育委員会へ相談するとか、違う学校を探すとかです。早めに伝えておけば、教員の配置とか異動とかでバタバタする3月とかには、既に結論は出ています。なので担任などもそれなりに配慮してもらえる可能性が高くなります。

【経験談】学校により判断が異なる?弁当持参を拒否された

弁当持参を拒否された!対処法

指定校と、小規模特例校の2つの学校で同じ時期に、同じようなことを伝えたはずなのですが、小規模特例校では、弁当持参を拒否されました。

校長先生と教務主任と後日「お子さんと一緒に来てください」と言われ面談があり、給食の画像をたくさん見せられて、学校給食は栄養バランスを考えて作られていることや、給食の質も検査していること、安心安全なものを提供していること、ご飯は学校で炊いているなど、給食が安心安全であることを強調されました。

子どもを連れてきてくださいと言われたのは、給食の写真を見せて「食べられるもの」を確認して、「食べたい」と言わせたかったようですね。

ですが、私にとっては、そもそも栄養士さんが考えるバランスの良い食事に賛同していないので、給食はバランスがいい食事にはなりませんし、基準が緩いのだから、検査しているから安全とはいえないと思い「一度給食を食べているところを見に来てください」と言われても全く賛成できませんでした。

私自身も大人になってから教員として給食を食べた経験もあるので、給食の質がどんなものか十分理解しています。(パンなんて、ほんとにぱさぱさでスープに浸さないと食べられないくらいだし、給食の臭いも強烈です。)

最終的に、学校側は「少人数の学校だからこそ、給食でみんなで同じものを食べることを大切にしている」と理解に苦しむ理由を伝えられ、「学校の方針に賛同できない場合は入学許可できません」と強制的に言われました。給食以外は協力しますとか、仲間意識は大事なことは理解できます、など誠意を見せたつもりでしたが、全くだめでした。

子どもが退屈して待っている中、2時間くらい平行線で話しましたが(主に一方的に…)最終的に「お母さんの気持ちは分かりましたが、もう一度持ち帰って考えてください。」と。怒りは全く出てきませんでしたが、聞く耳がなく、話し合いのレベルが低くて、呆れてしまいました。平行線で全く代替案を考えようとしませんでした。なので、後半は私は苦笑いしていただけでした…。学校側の理不尽な主張に賛同することも、反論することも無駄だと感じたためです。

弁当持参がなぜダメなのか、私は納得できる理由が聞けなかったし、代替案も出されなかったこと、なんとかしてこちらの意見を変えようとして、最終的に強制終了になったことがとても驚きでした。

学校の方針に賛同しない(給食を食べることに賛同しない)なら、入学許可できないので、指定校へ行ってください。と堂々と言われました。

そこで疑問に思ったのが、校長先生に入学許可できないと言う権利があるのか?ということと、みんなと同じということがなぜ大事なのか?ということです。

もし、この後、弁当持参を許可されたとしても、みんなと同じでなければならないという価値観を大切にしている、話し合いの仕方を知らない学校に、私は子供を預けたいと思いません。

むしろ、1人集団の中で明らかに違うことをする子がいたら、その後どう対応するのか?(いじめや排除ではなく、違いを認めて尊重すること、問題解決の方法を教える)が大事で、最初から排除しようとする姿勢に疑問を持ちました。

多様性、個性を尊重といっているのに、まだ「みんなと一緒」「集団での和」の方が重要なのかと衝撃を受けたと同時に、校長先生の威圧的な態度と、教務主任の部下的な態度がとても気になりました。つまり、校長は、絶対に指示には従うべき、ルールにしたがべき、自分の発言が学校のルールだというような高圧的なリーダーのような態度で、教務主任は、意見を言わず、ただ聞いているだけ、ただ校長の補佐というような決められた業務をこなすだけのような態度です。こういう状況は、この学校だけに限らず、多くの学校で見られると思います。

のちに学校のブログをみたら長期休暇、「非行に走る子が1人も出ないように」というような校長の話がありました。ルールを守る、和を乱さない、ということが何より大事な校長なんだなと思いました。

それは子どもにとって、学ぶ機会を減らしてしまいます。小学校は失敗してもいいところだし、多様性を教えてほしいと思います。

非行だってしたらいいのです。自分を非行でしか表現できないというのは確かに問題ですが、反抗期(プチ非行)は誰にでも起こる健全な成長です。社会的に問題になるような非行はしない子が増えてきましたが、逆に、陰湿ないじめや自分を傷つける子が増えています。個人的には、分かりやすい非行の方が、今の時代、まだ健全ではないかと思うのです。

学校組織では臨機応変な対応が難しいということは十分理解できますが、せめて話し合う姿勢を見せてほしいと思います。(全く話し合おうという姿勢がみられませんでした)

私が「女」でしかも「自営業」という立場だったからナメられたのかもしれませんが…。明らかに高圧的な態度でしたので、とても不快でした。

こういう話し合いには、男の人、旦那や祖父など、校長と対等な立場で話せる人を一緒に連れていくとまた対応が違ったのかもしれません。

その後、教育委員会に、「校長に入学拒否する権限はあるのか?」と確認したら、「権限がどうかは校長先生の考え方にもよるので、一度校長先生にどういう意図でそういう話をしたのか、確認します」といわれました。

教育委員会の担当者も、その場で回答できるわけではなく、確認してみますとか、担当者が変わったりします。たらい回し・責任逃れはよくある対応です。すぐに答えられないというのも問題ですが、そういう組織なんだと諦めるというのも必要です。

〜追記〜

教育委員会担当者から連絡があり、もう一度保護者がなぜ弁当持参したいのか話を聞きたい、そして対応を考えたいと連絡がありました。

2時間近く拘束されたのに、もう一度足を運ばなければいけないという手間はありますが、長男は少人数の学校を気に入っていたので、もう一度話してみたいで思います。

今度は弁当持参したときの対応について、話してくれると信じています。

もし、小学校へ、弁当持参したいのに断られた場合は、一度教育委員会の就学支援担当に電話して相談してみてはいかがでしょうか?

弁当持参OK!真摯な対応

一方、指定校の方からはあっさりと弁当持参OKという報告がきけました。こちらは、教務主任と給食担当の方との話し合いで、子どもは連れて行かなくてもOKで私1人で面接でした。しかも、大事な確認をして、15分位で終了!

学校で話し合った結果、弁当持参して大丈夫です。」という報告の後、弁当持参にあたっての注意事項などを確認しました。大事なことなので、電話ではなく、学校で直接お話したほうがいいと思ってということで、とても誠意を感じました。

具体的には、弁当の保管場所(夏は暑いので保冷剤必須)、残飯の処理の仕方、他の子供たちへの説明の仕方(給食スタートの時に、食べると具合が悪くなってしまうものがあるから、お弁当にしていると説明をしていいか)、給食当番はどうするか?(もちろんやると答えました)きちんと引継ぎをすること(弁当持参が決定事項として、4月からスタートできるようにしておくこと)、入園後も、担任から学校の様子など知らせて連絡をとっていくこと、臨機応変に対応していくことなどについてです。

アレルギーが理由で一部おかずのみを弁当持参にしている子もいるようですが、そういう子も、周りの子から色々言われたりすることはないようです。子どもたちはきちんと最初に説明すれば、多様性を受け入れる柔軟さがあるのでしょう。小学校1年生だと、悪気なく色々聞くことがあるかもしれませんということでしたが、うちの子の場合、色々聞かれたとしても、自分で説明できると思うのでと伝えておきました。

明らかに見た目が違うということがない日本人の学校は、多様性ということを意識することが少ないし、また学校教育の「和を以て貴しとなす」という精神が子どもたちの個性をつぶしてしまいます。そして、みんなと一緒、みんなと同じがいいという価値観が何よりも大事になって、NOが言えずにいじめが増えていきます。

弁当持参する子が一人いたら、それをきっかけに、多様性を学ぶきっかけにもなるので、学校側にもメリットあると思うのですが…。

実際に学校に弁当持参したらどうなるか?がこれからのテーマです。

「みんなと一緒の給食を食べたい」と言われるのかどうか?
子供の成長とともに周りの目が気になってくる、自分を客観視できるようになる年齢があります。9歳の壁といわれる頃です。小学校低学年の時は親の期待に応えて、弁当持参という、人と違うことをすんなりできても、3年生以降、それを堂々とできるか、みんなと一緒がいいというのか、それは分かりません。大人の関わり方次第で変わることもあるし、子どもの性格によっても変わります。

我が子の場合、気質的に、それほど他人軸が大事な子ではないので、たぶん大丈夫だと思いますが、たとえ他人軸が大事な子であっても、教育者や周りの大人の声かけ、多様性や意見の違いを認める土壌を育成していくことによって嫌がらずに進められると考えます。

小学校給食拒否!弁当持参の流れまとめ

4月からの経過はまたブログで紹介していきたいと思いますが、現時点での弁当持参までの流れをまとめます。

  • 日ごろから、親が大事にしていることや身体を作る食事について教えておく
  • 事前に子どもに弁当持参してほしいという親の希望を伝え、子どもの了承を得ておく
  • 10月~11月頃の就学前検診で、学校側に弁当持参の希望を伝えておく
  • 学校側が話し合って弁当持参可否を決定(否定できるのかは現在教育委員会に確認中)
  • OKの場合は、引継ぎをしっかりしてもらうことと、入園後も連絡相談をすることを確認
  • NGの場合は、学校の意図をしっかりと確認、疑問があれば教育委員会にも確認

皆様も、お子様の健全な成長のために、頑張っているなら学校給食も諦めずにNOという勇気を出してみませんか?

皆様も、お子様のために食について見直してみませんか?

子どもの健全な成長のためには、まず子々孫々と受け継がれてしまった不要なものを体から排除することが必要です。食事を改善するだけで、発達グレーも改善していきます。我が子の場合、蜂蜜療法を勉強する前に出産した長男、学んだあとに出産した長女とでは、明らかに成長が異なります。

子どもの食は離乳食からがスタートです。兄妹の発達の違いについて気になる方はこちらの記事もどうぞ↓

イギリス発BLW、赤ちゃん主導の離乳食を実践してわかったメリットとデメリット!

健康・子育て・働き方などのお悩み相談を実施しています。お気軽にお問合せください。お問合せからでもOKです。

もし返事が来ない場合、見落としている可能性があるので、LINE登録が確実です。

友だち追加

子どもたちの健全な成長を願って、1人でも多くのママが気づいて賢くなって、子どもたちを守ってほしいと願っています。

小学校給食拒否弁当持参

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次