エレメントとは?占いじゃなくて当たりすぎなワケ!ルーツを解説

エレメントってご存じですか?ディズニー映画「マイエレメント」で一気にメジャーになった気がしますが、実は、古代ギリシャ時代から現代まで、ずっと存在している考え方です。

エレメントといえば、占いなどで耳にしたことがある方が多いと思いますが、実は占い(占星術)だけでなく、様々なところへ応用ができる考え方です。

この記事では、私がエレメントに興味を持った理由とエレメントのルーツについて解説します。

目次

【解説】エレメントとは?

エレメント(四元素)とは、簡単に言うと、この世のあらゆるもの(万物)は、火・風・土・水の4つに分かれるという考え方です。

  • 火:乾いていて熱い
  • 土:乾いていて冷たい
  • 風:湿っていて熱い
  • 水:湿っていて冷たい

季節でイメージしても分かりやすいですね。万物が4つに分かれる、ということなので、この世のすべてのものが4つのどこかに分類できると考えます。

国や地域もこれで分けられます。大自然が全て4つに当てはまるというのはとても単純明快でわかりやすいですね。

シュタイナーは、これを教育に当てはめて、それぞれのエレメントの子供をどのように伸ばしていくか、また教師として気を付けなければいけないことなどについて理論立てています。

4つの元素全てが含まれている自然の中で子どもが育つことによってバランスが取れるとも考えられますね!また、色もそれぞれ4つにわかれるため、教室の色なども工夫されています。

シュタイナー教育4つの気質と特徴

エレメントのルーツ

エレメントの考え方は古代の人が星や自然現象をよく観察して生み出したものです。占星術のもととなる考え方に「上にあるものは下にあり、下にあるものは上にあり」という言葉がありますが、これは天体の動きと地上の動きをよく観察したからこそ生まれた言葉なのではないでしょうか。

つまり、エレメントは占星術がもとになる考え方だとも言えます。

エレメント(4元素)を最初に唱えたのは、古代ギリシャの哲学者・医者・政治家でもあるエンペドクレスと言われています。そこから、ソクラテスの弟子のプラトン、アリストテレスと受け継がれていきました。

古代ギリシャの医者のヒポクラテスも、4体液説を唱えていて、エレメントの考え方と一致しています。星が読めない人は医者ではないといわれていましたし、政治の世界や国家の未来を予測するためにも、占星術が使われてきました。

エレメントの火土風水が調和すると愛が生まれ、乖離すると戦争になるという思想も、まさにその通りだなと感じます。

宇宙の熱源である太陽を人間の心臓ととらえて、病気はバランスを回復することで自然に治ると考えました。

とても大きな惑星同士の関係、銀河系の形と、とっても小さな私たちを形作っている原子と電子の形がとても似ていることからも、エレメント理論は真実であるような気がしますよね!

火風土水のバランスが整えば病気は治ると考えられていたため、治癒は食事療法が中心だったそうです。食事が私たちの身体を作っているのだから、食事療法が大事なのは当然ですね。

この理論は19末まで、医学の主要として使われていました。これほど長い間歴史があったのに、現代の生活でほとんど活用されていないのはとてももったいない!と思いませんか?

エレメント理論が廃れたわけ

エレメントというと、日本では現在占いのイメージしかなくなってしまいましたが、古代ギリシャ時代~中世ヨーロッパ時代まで、国や地域、医療や教育にまで使われていた万能ツールでした。

なぜ、エレメント理論が廃れてしまったのかというと、占星術が、神への冒涜だといわれたり、天動説が科学的に否定されたりという圧力があったからです。ですが、エレメントという理論が自然の真理だとしたら、どんなに圧力を受けようとも、消えてなくなることはありません。

否定されて主流ではなくなったものの、いまだに消えずに受け継がれている古代からの知恵であるという事実は変わりません。

科学や統計学というような現代主流になっている考え方で証明できないとしても、古代から受け継がれていて現代も研究され続けているということにとても重みを感じます。

現代社会であっても、科学や統計学で全てが証明できているわけでもないですし…。

とにかくエレメントや占星術については、歴史がとても長いため、学ぶ情報量が膨大であることからも、活用できる人が少ないのかなと思います。

エレメントが占いでなく当たりまくるわけ!

火・土・風・水のエレメントがこの世の自然現象や物事の因果関係のすべての真実だとしたら?と考えてみると、エレメント占いが当たりまくるのは納得ですよね。

エレメント占いは、太陽星座で占うことが多いと思いますが、まさに太陽=自分の心臓なので、つまり自分が生きている意味とも言えます。

占いへ全く興味がなかった私が、占星術、ホロスコープに興味を持ったのは、いわゆる自然派と言われるような子育てを実践し始めたからです。

産後の体の不調や子供の離乳食、予防接種などに疑問を感じていたころに、蜂蜜療法に出会います。

そこから、火土風水のエレメントの考え方が、万物に当てはまるということにとても興味を持ち、自然治療の方法もこの考え方でセルフケアできることに感動しました。有馬陽子先生は、エレメントマトリックスという考え方を提唱されています。

シュタイナー教育について学んでいたこともあり、ホロスコープという一般的には占いと言われる世界に興味を持ちます。

私の中では、ホロスコープは占いではなく、天体が教えてくれるあなたの資質だと思っています。

子どもたちが生まれながらに個性を持ち、1人1人性格も気質も違う、得意不得意も違う、というのは遺伝や環境のせいだけではないと思いませんか?

生まれた瞬間にどんな天体の配置だったか?ということが、あなたの体の小宇宙の中にも組み込まれていると考えるととても面白いですよね。

つまり、ホロスコープは占いという摩訶不思議なものではなく、遺伝子のようにあなたの個性を決定する情報だと思っています。

これから、ホロスコープや天体に関する記事も書いていこうと思いますので、お楽しみに!


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